アルトの音色改良について =根本対策を実行=
『アルト用の音色については長い間の懸案でしたが、永久的に悩み続け
るくらいならばと、ついに独自音色を作成する選択肢にまで踏み込んで
しまいました。
と言っても、元々あったクラリネットを高調波低減フィルタに掛けた
だけですが、作業量は膨大で、5000ポイント程度の16進数データ
をマルチ音色ファイルから読み出し後、10進数に直してフィルタ処理
し、再び16進数表記に戻したうえで音色ファイルに上書きするまでの
作業工程を経過させる必要がありました。
使った道具は、バイナリー・エディタ2種類と表計算のエクセルだけ
ですが、ワークシートの表組みや、文字列操作関数の使い方を工夫し、
なるべく少ない手間で済むことを狙って作業しました。
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できあがったマルチ音色ファイルを使ってみた効果は抜群です。
まず、アルトパートを始め、各パートの粒立ちが聞き分け易くなりま
した。 これまで、余計な高調波や、微妙な周波数ずれなどのゆがみに
汚されて聞き取りにくかった部分が晴れてきたのだと思います。
「メサイア」では、少しおとなしい傾向も感じられ、物足りない気も
しますが、練習用なのでパートの聞き分けの方を優先します。
(そのうち元気の良いアコーディオン版の改良音色も作ってみたい。)
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感動的なのは、「マタイ受難曲」で、フルオーケストラには及ばない
もののJ・S・バッハが意図したハーモニーが、合唱が主体となる編成
の場合でも「ゴージャス」な雰囲気を醸しているように聞こえはじめた
ことに、改めて新鮮な驚きを感じています。
少年少女合唱が入り、9パート編成となる「マタイ受難曲」#01、
同#29か、終曲の#68だけでも必聴をお勧めします。
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なお、試聴には歪みの少ない良質なヘッドフォンをお使い下さい。
音量も、抑えめにした方が快適に試聴できると思います。
作成者(談)(2003年12月下旬)